板さんのトライアル日記

30半ばを前にトライアル自転車を購入した無謀なオッサンのログ

Jシリーズ第2戦に行ってきました

トライアルを始めて上の子はまだ1年未満ですが、亀岡トライアルランドでJシリーズ第2戦が開催されるとのことで、7歳以上女子が出場できるチャレンジWクラスに子供が参加してきました。

男子は7〜10歳、女子は7歳〜が参加できる若年層の入門者向け挑戦クラスですが、そこはJシリーズ。そんなに甘くもありませんでした。

ふと金曜日に「そう言えば引き上げでステアを越える練習してないなー」と思い、U字溝を使って少し練習を始めたのですが…前日の土曜日にセクションの下見に行くと、まさに現段階では引き上げで越えなければ行けないステアが数か所。付け焼き刃ですが引き上げの練習を行い本番へ備えました。

ってか引き上げって「ヒラーノ」って言うんですね。知らなかった。

 

どんな大会かも知らないまま、親父に申し込まれるまま参加してしまった大会ですが、前日の準備から感じるものがあったのか前夜は寝付きも悪く、朝も食欲が無く…とはいえガチガチではない程度の緊張で迎えた当日。
下見に回るだけでも汗ばむ気温と湿度の中、いつも一緒に練習してくれる子と回ります。

 

f:id:studio-bloom:20170703131634j:plain
第6セクションかな?下って逆バンクを回って登りという地味ーに嫌なライン。見事にその意図に捕まってしまい撃沈。片足着地で粘れてても、滑りやすい斜面での坂道スタートは厳しかったはず。課題が浮き彫りに。

 

f:id:studio-bloom:20170703131641j:plain
第2セクション。エリートクラスは高さ2m近い岩を登らされる難コースでした。チャレンジクラスはこのステア越えとガレ場を回ってくる設定。1ラップ目は体力もあり、ヒラーノで足付きと踏み変えで2点も、ソワシでしっかり降りてガレ場も足を取られそうになりながら耐えてゴール!

12セクション中で唯一のゴールとなりました。(2ラップ目はこのステアでのヒラーノに失敗してコケ。足の筋力が限界だったよう)

 

f:id:studio-bloom:20170703131645j:plain
4セク?ペダリングを要求される登りからステアを上がりますが、さすがにこの高さになるとヒラーノも体格的に厳しく。試みましたがタイムアウトになりました。

ちなみにチャレンジ1位だった子は1ラップ目は手前をコギ上げで、2ラップ目は奥の岩にコギあげからの手前の岩への渡しで攻略してました。上手かったなぁ。

 

f:id:studio-bloom:20170703131653j:plain
1セクです。2ラップ目最後で12セクション目。もう体力が残っていなくて、ちょっとした障害で足を取られて大ゴケ。ハンドル付近で胸を打ってしまいましたが、軽い打ち身で済んだようです。

明らかに危ない箇所はサポートに入ってたんですが、「これくらいなら大丈夫だろう」というのが体力の減り具合も加味しての判断で出来ておらず…痛い思いをさせてしまったのは自分の責任だなぁと。走るのは本人だけど、それまでの準備や走行中のサポート、後のバックアップをもうちょっとキチンとしないといけないと痛感しました。

 

急斜面でのソワシ降りの挑戦で怖い思いや、コケて体を打って痛い思いをしてしまいましたが、大会後も気後れすること無くむしろ「もっと上手くなって表彰台に上がりたい」と前向きです。
ふと当初の目標だった「父親より上手くなって勝ちたい」という気持ちから「もっと自分が上手くなりたい」に変わってきたように見えます。

トライアルもこうして大会に出るだけでなく、近所の公園とかで手頃な岩に挑んで楽しんだり、ストリートで遊んだり、色んな楽しみ方があってそれぞれのスタイルに合わせるのが一番と思うのですが、子供と一緒にするなら大会やイベントに行って年齢の近い子達に会って、刺激し合えたり仲良くなって楽しく乗れる機会を作ってあげやすいからオススメだと思います(特にうちの子はガンガン友達を作っていくので楽しそう。大会中も女子たちだけで昼ごはん食べてました)。

 

あと今回はFacebookでは繋がっていたサイトウパパさんと実際にお会いすることができました。で、うちの子が乗ってるのを見た瞬間で「ハンドルがちょっと幅広かなぁ」と指摘して頂きました。これまで数多くの子供たちを見てきたんだろうなぁというノウハウが詰まってました。感謝です。

 

 

んで肝心の自分は何してたのよ?ってとこですが、午後のセクションのパンチングをお手伝いしてました。スコアカードにパンチするだけの簡単なお仕事かと思ってたら、スコアカードの受け渡しから選手の呼び出し、審判への申告、スコアを確認してのパンチング、本部との連絡係など色々でした。。。しかも午後はエリートやベンジャミン。上手い人達ばかりです。。。
「上手い人達が走るのが見れてラッキー」なんて余裕は無く、人を捌いてパンチングして…でも2ラップ目に入る頃には少し慣れてきて、走りを見ることもできました。いやーさすがスーパーエリートを始め、生で見る走りは凄かったです。

雷雨中断とかもありましたが、なんとか運営サポートも務めきることができてホッとしました。走ってみたいという気持ち(流石にJシリーズのマスタークラスは遠いけど)もありますが、こういう形でもサポートも続けていけたらなーと。

 

親子ともども課題を得た良い大会でした。
これからも頑張ろー