トライアル自転車購入から1ヶ月まで
30代半ばを目前に、トライアル自転車という座席の無い、岩場とかを足を着かずにコースを走る競技に使われる自転車を買ってしまったオッサンの記録です。
購入に至る
実は10年も前にマウンテンバイクでトライアルバイクの真似事をしようと、夜の公園でスタンディングの練習とかをしてたことがあるんです。とりあえずスタンディングくらいは出来るようになったんですが、バイトを始めたり（当時大学院生）なんやかんやで止めてました。
時は流れ、子どもも生まれ、オッサンになり。ご近所のお子さんがストライダー（ペダル無し自転車）の競技会に出るってことで応援に行った時、競技会スポンサーに入っていた自転車屋さんのトライアルデモンストレーションが披露されたんですね。その時も「欲しいな」とは思ったんだけど、時間を割いて練習するだけの覚悟も無かったので気に留めただけで終わりました。
少し時が流れ、件のご近所のお子さんも小学生になり、「最近、夕方に姿を見ないなー」と思ってたら、なんとスケボーを頑張っていて上手く乗れるようになったら教えてくれる、ということらしい。なんだかそれで火が点いちゃったんですよね。なぜか「じゃ、俺も頑張る」って。
自転車
なんの世界でもそうですが、一般的に大量生産されている物と専門性を持った物とは性能や用途も違えば金額も大きく違う…ロードバイクの愛好家ならその辺りの感覚も分かりやすいのかと思います。トライアルバイクなんてその最たる物で、それ以外の物は無く、形状も特殊、故に入門用といってもお高い物しか無く…
ECHO20
入門用でも評価の高い物を物色しているところに、出品されましたよヤフーオークション。当初は入門用機種の金額を予算（5万円強）として考えていたので、少しオーバーではあったのですが、使用状況や機材の内容を考えるとお得な内容。。。少し無理して落札してしまいました。
クランク ECHO/SL165ｍｍ
ガードリンク ECHO/Full
リヤ固定ギヤ 12→15に変更
ペダル ECHO TRプラットフォーム
チェーン ECHO/SLチェーン
リアブレーキ1式 MAGURA-MT4
タイヤ Try-all ステッキーライト（なぜか回転方向が逆で組まれてた…なぜ？）
とりあえず乗ってみる
マウンテンバイクは26インチ（29だった？）なので、20インチの専用車は全く感覚が異なりました。昔の感覚で乗ろうとするとすべての動きがピーキーで、自分のダメな体の使い方を許容してくれる隙間が無い感じです。スタンディングもままならない状況。少し練習したらコツを掴んだのですが、難しいけど面白い。難しいから面白い。
朝練から朝夕連に
トライアルバイクを購入する少し前から早朝のランニングを始めてたのですが、ランニングを短めのコースに切り替え、その後に練習していました。が、なかなかに面白く奥深い。もっと練習したい。しかし子どもの面倒も見つつ練習時間を確保するのは難しく、辿り着いた答えは、“お酒を止めて、夕飯後〜入浴の間に練習”という、毎日晩酌をしていた自分とは思えない発想に。
ということで運動なんて無縁だった自分が、ランニングに自転車の練習に。さらにお酒も止めて（とはいえ平日だけ）、という健康的な生活になっていったのでした。
1ヶ月が経過
とりあえず我武者羅に練習し、スタンディングはボチボチ。シーソースタンディングは調子が良ければ15秒は続く感じに。目下、ホッピングとバックダニエルが安定して出来るよう練習中。練習中に得たコツとか感じたことをログとして残していこうと思う。
ご近所さんの「あーまたあそこのお父さん変なこと始めたわ」という認識も済ませ、子どもたちからは人気者。河岸を自宅前の道路から近所の広めの公園に変えてみようと画策中。
仲間
ショップで購入すれば、お店をハブに仲間も増えるのでしょうが、前述のとおりヤフオクで購入。これにはだいぶん迷った末での決断だったのですが。とりあえず一人で黙々練習するのも苦ではないけど、やはり行き詰まった時に練習仲間が居るのは心強いのかなーと。
