板さんのトライアル日記

30半ばを前にトライアル自転車を購入した無謀なオッサンのログ

今年も年の瀬に振り返り

2019年の振り返りですが、数日前から書き溜めてたのがブログシステムの不具合で先祖返りしてしまい長文を失ったので簡潔にw

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4月のJシリーズ第一戦から始まった2019年シーズンですが、今年からチームを新たに「SunRiseUp」として子供たち中心のチームで頑張りました。

年末に5月の全日本の動画を改めて見直しながら「はよ行けや」とか「なんでオットピで行かへんの?」とか本人がツッコミを入れる程度にショボい走りをしてましたが、今そう思えるということはこの1年でしっかり上達できたからだと思います。

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かなり棚ぼた感は否めませんが、1戦ごとに走りの内容も順位も上げていき、年間ランキングでは2位を獲得することが出来ました!

オフシーズンに入ってからは、行けるステアやソワシの高さを向上させるのではなく、基本の乗車姿勢や足や腰の位置の調整、バランスの見直しといった細かいポイントの強化に取り組んでます。

下の子も亀岡カップをノーカラーからホワイトに昇格させ、まずまずの内容で頑張っています。
Jシリーズもそろそろ参戦かな?

2020年をさらなる飛躍の年になるよう、しっかり取り組んで行きましょう!

子供のステアから見る理想のステアと課題

普段SNSに投稿するとついついブログが疎かになってしまってます。
40代のオッサンはステアが良くなったと思ったら肩の痛み(四十肩)から練習量が減り、ステアが不調へ→あーでもないこーでもないモードに再突入したりしてます。

それを脇目にどんどん上手くなっていく我が子。ちょうど真横からステアに向かう動画を撮ったので、コマ割りにしてステアケースの勘所と今の課題を割り出してみました。

1.利き足からの踏み込み

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利き足の踵が落ちる程度には後ろよりに位置していて、ちゃんとBBの上に乗れてるようです。ここから重心を前よりに移動させていきます。

2.利き足踏み込みに合わせての前荷重

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前輪プッシュというよりは単純に重心位置を前に移動させてる雰囲気です。1/4回転しきる前に次の動作を始めています。

3.逆足での漕ぎ上げ

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肘が伸び切るまでハンドルを引いてます。腕の力でハンドルを引っこ抜こうとしてない良いフォーム。
すでにタイヤも上がり始めてて、ここからさらにトルクを掛け続けてステアの角までタイヤを上げていきます。
そして体はこの時点から前方向に移動させる(ハンドルを引き始めてる)ことで体が後ろに残らない動作になってます。
※オジサンはたいていここで体を後ろに残したままになる

4.タイヤをステアの角に

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ほぼ狙ったとおりのステアの角へタイヤを上げてきて、この段階ですでに跳ぶ準備が出来てます。
※オジサンはここでたいてい利き足が高い状態になってて、跳べる頃には前輪が奥に入ってしまう。
足首の角度も、膝の曲がり具合も跳ぶのに良い状態。

ちなみに現在は幅広でライズのキツイハンドルを使っていて、本当はもう少し短くしたいのですが、この状態で体を前に入れやすいという本人の希望もあって、敢えて幅広状態にしてあります。

6.伸び上がり

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しっかり伸び切ります。後ろ足首も返っていてちゃんと伸びてます。利き足が弱めかな…
ここでの理想は肘も伸び切る状態なのですが、残念ながら身長の低さが…orz
ステムもこれ以上短くできないし、早く成長してくれることを祈るのみ。
ここで肘も伸ばしきれると、この次の動作でハンドルを引き上げる際の力の入れやすさに繋がるんですけどね。

7.上がってくるリアタイヤの邪魔をしない

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あとは伸び上がりで得られたリアタイヤの上昇を邪魔しないように、ハンドルを押し出しつつ膝を畳んであげます。
が、この辺りが少し弱点か。利き足が畳みきれずに動きを邪魔してます。というよりペダル着きの癖が付いてしまってるのかも。BIUルールであればペダル着いてもOKなので、ペダルを置きやすい状態にしてるのかもですね。とはいえUCIルールの試合となればちゃんとペダル無しを意識できるので、成長途中ではガード・ペダルを駆使する乗り方も上達に繋がりそうです。

そしてこのステアの前は石ゴロゴロの上り傾斜なので助走スピードが出せていないこともあり、このタイミングでハンドルを突き出して自転車を送ろうとすると後ろ方向に持っていかれるので、肘も伸び切るまで伸ばせてないです。
とはいえ前輪が前の角を捉えているので、そこをきっかけにホップして上がります。

 

 

体が小さい分、それを補うための体の動かし方としてはキレイに出来ているようなので、大きく成長してくれることを祈る毎日です。

2019年 Jシリーズ Round.1 妙楽寺 プッシン

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2019年度のJシリーズ第1戦 妙楽寺に参加してきました。

本年度からは男子・女子の区分けが無くなり男女混戦となりました。
昨年度はチャレンジWでの参戦でしたが、本年度から1つカテゴリーを上げてプッシンでの参戦です。プッシンからは年間のポイントランキングも付きますが、男女混合となるとどうしても体格差などから女子が下位になりがちなので、賞典外ながら男女別のランキングも最終的には発表されるという嬉しい措置が発表されています。

うちからだと車でも2時間ちょっとで行ける妙楽寺ですが、なかなか足を運ぶ機会が無く初めての往訪となりました。亀岡と似た雰囲気ながら岩の滑り具合や形状など異なるところもあり、ホームグラウンドとは違った良さがあります。

足場の悪い箇所の攻略や、高さ的に厳しいステアなどもあり結果は13人中9位という結果となりましたが、年齢や体格で見るとまずまずの結果でしょう。

1つのセクションではクリーンで出ていました。リザルトはこちら

今年度Jシリーズは全5戦。前半戦はRound.2の岐阜 鮎の背、Round.3の京都 亀岡へと続きます。

ハリケーンカップ Sr-84 立川に参加してきました

立川市にある「わくわくトライアル広場」にてハリケーンカップが初めて開催されると目にしたのが数ヶ月前。遠方開催ということもあり自分事ではなかったのですが、最近上の子が「たまらん」動画を見て勉強しつつ「この場所に行ってみたい」というし、今年の春休みはイベントも少なく。ここはいっちょ思い出づくりも兼ねて遠征しようではないかと。

実は亀岡カップのホワイトで入賞できるレベルになったら、全国遠征しようという計画もあり、今回の参加となりました。

とはいえ全然参加したことのなかった大会なので、セクションのレベル設定も動画を探したりして下調べ。たぶん白だと物足りないだろうし、脚付きを駆使しながら青で頑張ってもらおうと青でエントリーしてみたものの、当日のセクション下見でとてもじゃないけどアウトすることすら難しそう…ということで白クラスに変更して出場することにしました。

白と言えど、適度にステアも配置されてたりバランスやハンドルの扱いが要求されるマーカー配置、一本橋などもあって楽勝という訳でもないけれど、「オールクリーン狙おう」という気持ちで臨みました。


前回の亀岡カップでも見えましたが、コースに入るときの集中力が良くなってきました。あと課題にしてた「不用意に止まりすぎない」という点にも注意できてたみたい。低めのステア(1セク終わり)もガードが接触するリスクを減らすために丸太超えをちゃんと取り入れてみたり練習の成果が現れてます。

そして逆に、ほとんど練習してない一本橋(4セク)はリスクを最小限にするため橋を渡らず、最後のマーカー部のみを斜めで飛び越す、うまく行けばクリーン、失敗すれば即5点のやり方で。最近ステアの精度も良くなってるので行けるだろうと思ってたら、やはりキレイに決められました。

 

人数が多かったのと、なんだか渋滞しているセクションにはまってしまって全セクション終了が遅くなってしまい「他にオールクリーン居たら同点決勝かー」と思ってたら、なんとか僅差で単独オールクリーンとなり優勝することができました!

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優勝カップと景品を手に大喜びです。(そして一人脚立に上ってるのに背が高く見えないという…)

遠く関東まで行っても「いつも動画見てるよー」とか気にかけてくださる人が増えてきて有り難いことです(本人は照れくさいらしいですw)。
これからも遠征を増やしていきたいところですので、各地の皆様これからもよろしくお願い致します。

KC51

2/24は51回目の亀岡カップ KC51でした。
2018年の初めにホワイトクラスに挑戦して、「3年生のうちには優勝しよう」と目標に練習を重ねてきましたが、近頃は1つ上のグリーンクラスレベルの練習も重ねていました。

trial-itasan.hatenablog.com

精神面の成長

今回のKCは参加人数が振るわなかったため(とはいえ当日参加もあってボチボチな人数でしたけど)、オブザーバーの配置は無く相互採点方式ということで、子供について回ることにしました。

これまでは精神的に弱い面や、大会でも緊張を誤魔化すためかチャラけた感じで臨んでたりとイマイチ集中力に欠ける面が見られて、その都度説教される良くない循環。
が、今回のKCは「オールクリーンで優勝しよう!」という目標の元、大会前からしっかり気持ちを作れてて、最初のセクションに入るときにはいい顔でした(かなーり緊張してたけど)。

ガレ場

今回は2セクが川の側の岩がゴロゴロ転がっているガレ場セクションでした。漕ぎが苦手なのでミスが出るとしたらこのセクションかと思っていたら、1ラップ目はなんとかキレイにまとめてクリーン。最終セクションに選んだ2セクをクリーンできたことで、1ラップ目はオールクリーンで折り返すことができました。
1ラップ目最終セクションだったので、その良い感触のまま2ラップ目として連続で2セクに入ったのですが、残念ながらガレ場の入り口で体勢を作っている時にバランスを崩し2ペナルティ。

これまでだと、ここで気持ちが高ぶってしまいメンタルを崩して残りのセクションがグダグダになるパターン。が、今回は気持ちを崩すこともなく逆に「残りのセクションは全部クリーンで行こう」と気持ちの切り替えと集中を増してました。

ほんと、メンタル強くなりました。

念願の初優勝

ホワイトクラス参加から1年経たず、でも目標の「3年生のうちに優勝」には最後となるKC51で、2ラップ目2セクの2ペナルティ以外は全てクリーンで優勝することができました。
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とはいえ2位とは2ペナルティ差。しかも今回はいつも参加のグリーンサイクル勢がお休みだったこともあり、「これでホワイトクラスは敵なし」なんてのは気の早い話です。

次はクラスをどうする?

最近の練習では、既にホワイトクラスよりは上のレベルのことを練習してます。ホワイトクラスも優勝できたし次はグリーンクラス、と行きたいところですが、どちらにするかは本人に判断させるようにしました。親としてすべきことは本人が「グリーンに出たい」と言った時に出られるだけの実力を付けさせてあげることで、どのクラスに出るかは本人が決められるようにしようと。

当初は「次はグリーンに出る」と言ってましたが、その後ちょっと考えたようで「次もホワイトに出て、次こそオールクリーン決める」になってるようです。

ま、セクションの内容によっては「グリーン挑戦しようかな」とか言い出しそうですが。このあたりは一緒に練習してるアキちゃんがホワイトクラスで頑張ってる姿を見てるのも影響してそうです。

動画

とういことで全セクションの動画です。オヤジの鬱陶しい掛け声とか入ってるのですが無視してください。

ちなみに下の子は

母親と回ってた下の子はノーカラーBクラスで2位。4セクでコケてしまい5点を1回。それ以外はこちらも全てクリーン。相当悔しかったようで大泣きしてました。
普段の練習でも「大会で悔しい思いをしないために練習する」と言ってるので、良い経験になったようです。
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続なぜオジサンはステアケースが苦手なのか

年始のお休みでお酒飲みながらぐーたらしてたからか、お腹周りがふくよかになってしまいました。そして連日飲み過ぎなので1月半ばにして休肝日が既に2日も。
皆様も体調管理にはお気をつけを。

さて仲間内では意外と反響のあった「なぜオジサンはステアケースが苦手なのか」

上がれるようになりました?

そんなに簡単に上がれるようにならないですよねー。だってオジサンだもの。

自分は年末年始と自分で書いた内容を反芻しつつ、新たに頂いたアドバイスなどを意識してステアばっかりやってました(嘘です。ウィジャン遊びが楽しいです)。

そこで得た知見を元に「続なぜオジサンはステアケースが苦手なのか」を書き起こすことにしました。

 

実は前回の記事は前半分である

まさかの前後編。ステアの上にちゃんと上がれるようになるためには、フロントアップの後の動作が重要だと考えています(と最近のステア練習で実感しました)。
ではなぜ前回の記事がフロントアップの勘所だけで終わっているのか、というとそのフロントアップに苦労するのがオジサンだから。。。

まずはそのフロントアップをステアに向かって自然にできるようになれば次のステップへ進みやすいと考えます。なのでステアが上がり切れぬとも、フロントアップまでの練習を積み重ねるのが良いと思うのです。

 

フロントアップした時になぜ足が揃っている必要があるのか

フロントアップは上手くできたけど、リアがステアに激突して上がれない。オジサンはこんな経験があると思います。

その場合、よく「フロントを上げる位置がステアに近いから、ステアとリアタイヤの距離が近くなって跳ぶより先にぶつかってる」と指摘されます。正解です。

自転車の上で跳ぼうと思ったら、両足が水平に揃ってて両足でジャンプするのが良い。なぜなら体重を支えられる足は筋力が強いため体を効率的に動かすことができるから。
それゆえ足で跳びたいがために、足が揃った状態になってから跳ぼうとします。というか揃ってない状態では跳べないです。

フロントアップとステアまでの距離が近い場合

フロントがステアに上がった時におそらく足が揃っていないでしょう。上級者にもなると色んな逆足位置から適切に上げて揃ってるようですが、オジサンにそんな芸当は無理です。利き足を回して足が揃うのを待って跳ぼうとすると、その間に自転車は前に進み続けリアタイヤがステアに激突してしまう。

フロントアップの距離が適切な場合

ステアの角にタイヤが当たった時に足が揃っていて伸び上がれる。ステアの上にスルリ!大成功!
といきたいところだけど、その適切な距離は想像以上にステアから遠く離れていて、その距離に体は緊張、ぎこちない動きでフロントアップもままならなくなりステアに刺さる…よく見る光景です。そして心が折れます。

  

上半身筋肉優勢型オジサン

移動は車、平日はデスクワークで座りっぱなし。足腰の筋力は衰えていく一方のオジサンですが、ベビーカーを使わず全て抱っこで子育てしたので腕力・背筋力はそれなりなんです。

下半身の筋肉より上半身の筋肉のほうが優勢かつ、筋力に物を言わせることのできるオジサンは一度考え方を変えて、「足が揃った時に跳ぶ」という考えを一旦置いておき跳びに必要な動作を上半身に任せてみましょう。

足が揃ってなくて良いので、フロントタイヤがステアに当たったタイミングで、フロント反発型のオットピのようにハンドルをプッシュして上に伸び上がってみましょう。

なんということでしょう…今までイチかバチかでしか上がれなかったステアの成功率が上がるではないですか。

ハンドルは上からプッシュする体勢になるはずなので、それを意識することで腰が前に仰け反る姿勢を抑えることも期待できます。まずはこのフロントがステアに当たったタイミングで前タイヤプッシュ反発伸び上がりを意識してみてください。ペダル位置は無視です。

動きやタイミングが合うようになってくるとステアの成功率が高くなり、この辺りから「なんか楽しい」となってきます。


ここまでの意識付けで65cmくらいがなんとか上がれてます。このあと降りられないのでどうしようもないんですけど…

 

足を合わせよう

さて無視してた足ですが、前プッシュ伸び上がりが形になってくるにしたがって足が揃ってないことが邪魔になってきます。揃ってたらちゃんと跳べるのに…

このタイミングで避けて通っていた足を合わせることに挑戦してみます。やはりステアまでの距離の遠さには不安を覚えるのですが、ここでは足を合わせるための距離は正しく取りつつも足へ向ける意識は弱めに。ハンドルプッシュで伸び上がることを意識してフロントアップしてみます。たぶん何回か繰り返すと、以前ほどの恐怖心が消えていないでしょうか?

たぶんステアにフロントタイヤをプッシュすれば伸び上がれる、という意識になってるので足に対する意識を強く持たなくても良いから少し緊張が解けてるのかな?と。

そういえば足合わせですが、どこで合わせてます?利き足が前に来る所に目印おいて、軽く助走しておいて…というのが多いでしょうか。ここは一つ、もう半回転分後ろに目印を置き、逆足前スタートの1.5回転ステアに挑戦してみましょう。


スタンディングから足を逆回転させて逆足を前へ、そこから足を止めずに回転させます。

  • スタンディング状態からスタートなので足を止めなければ確実に足が合います。
  • 利き足スタート1回転だと、スタート直後から体の予備動作を入れたりするのが難しくなるしスピードが乗りません。
  • 利き足2回転だと遠すぎて目測が付けにくくなります。
  • 軽く助走した場合、助走の速度が落ちがちでせっかくのスピードが活かせないし、位置がずれやすくなります。

ということで、慣れれば目測も合わせやすく、漕ぎが連続することでスピードが落ちにくい逆足スタートは、上り坂ステアなど速度が乗りにくい時などに効果を発揮しますよ。最初のうちは逆足前がしんどいのですが、慣れるとなんとかなります。たぶん。

 

踏み出す足と予備動作ですべて決まる

せっかくの逆足スタートですが、ダラっと踏み始めるとスピードも乗らないので意味がありません。ブレーキ握って足を踏み込んで溜めを作り、グイっと踏み始めましょう。そして回転を止めない。

あと実際のステアを前にするとなんだかフロントアップできなくなってしまうオジサン。だいたい緊張して予備動作が無くなってることが多いように思います。
利き足が前に来た時に、肘が軽く曲がる程度でも良いので体を前に入れる意識をしっかり持つといつもどおりのフロントアップになると思います。

初速と利き足前のときの予備動作。これが大事です。

 

そんなことを意識しつつ、エンジョイオジサンステアケース!

 


 

 1/17追記

腕の力に頼るのが正解ってのではなくて、やはり大事なのは足で跳ぶことなんす。じゃなぜフロントプッシュなのかというと、足が合わなくて跳べない→合う位置だとビビりが出てフロントアップもままならない→足が合わない→…なスパイラルから抜け出すためのきっかけの1つになったオジサンの体験なのです。
そこから抜け出せたなら、腕に頼らず足で跳べるようにね!ってスライドさせていくための知見はこれから。

100回でも200回でも突っ込んで行ける鋼の心なら良いんですが、ホラ、チキンハートじゃん?

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今年も年の瀬に振り返り

2018年もしっかりトライアルの1年になりました。
とはいえ自分は大会などはほぼ参加せず、子供と一緒に乗ったりサポートがメインでした。

1月

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いろいろオブジェクトも作りました。お祭りで恵比寿様を載せていた台の廃材を頂いたので、それを元に作成した「えべっさん1号」。BIUルールでペダル付きを上手く処理できることを目的に。この頃はまだステム短いなぁ。

 

3月

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f:id:studio-bloom:20181231214244j:plain3月の亀岡カップです。下の子もヨツバトライアル仕様で出場しました。ブレーキ握ってないじゃん…

f:id:studio-bloom:20181231214423j:plain下の子が「トライアル頑張る」っていうことで、専用車を探していたところ知り合い経由で18インチを譲っていただけることに。既に前後油圧ディスクです。。。上の子が使ってた軽量加工済みのクランクにしてみたり。

 

5月

f:id:studio-bloom:20181231215239j:plain5月にはJシリーズ第1戦 岐阜に参戦しました。2017年の亀岡参加はお試し気分だったので、2018年からは気持ちを引き締めていこうと、1週間前から早起きして朝練もして臨み、チャレンジWクラスで2位を獲得することができました。

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軽量なフロントフォークを譲っていただき、ようやくフロントディスクブレーキ化。しかしブレーキ周りの重量が嵩み、Vブレーキの頃からそんなに軽量化には至らず。でもメンテナンス性は向上。

 

6月

f:id:studio-bloom:20181231220021j:plain6月はKTサイクルさん主催のMATカップに参加。親子で煽り合いしつつなんかクラス優勝してました。

 

7月

f:id:studio-bloom:20181231220953j:plain7月辺りからぼちぼちオットピの練習始めよか、ということで作ったオットピ特訓器“えべっさん2号”

f:id:studio-bloom:20181231221116j:plain7月は地元亀岡のJシリーズ第2戦。今年の記録的な猛暑の中でも特別暑い日での開催でした。自分は副審でのお手伝い。倒れるかと思いました。
第2戦も2位。この時1位だった関東の女子とは良きライバルになりました。

 

8月

f:id:studio-bloom:20181231222124j:plain8月はルナカップ。今回も自分は参加せずカメラ持ち込んで撮影係。実は家庭の事情でバタバタしてて参加を見送ろうかとも思ってたのですが、関東から憧れのお姉さんも遠征されると聞きつけ、なんとか参加。そしてそのお姉さんと一緒に回ってもらって教えてもらって、良い思い出になったようです。

f:id:studio-bloom:20181231222512j:plain形状に悩みつつ新しく組んだ“えべっさん3号”。組んだその日に両側から上がられてしまいました…しかしこれは自分のウィジャン練習にもいい感じで重宝してます。

 

9月

f:id:studio-bloom:20181231222953j:plain9月。広島のJシリーズ第3戦。前日にはとうちゃんかあちゃんカップもあったり、前夜祭では美味しいBBQと楽しい大会でした。が、それで気が緩んだのか気持ちの入っていない走りで1ラップが終わった段階で「DNFで棄権して帰ろう」と大説教。2ラップ目では気持ちを持ち直したものの、時既に遅しで結果は表彰台を逃す4位。

この大会で明確に、父親の自分の役目は大会までに気持ちを作り上げられる環境を作ってあげることだと感じました。程よい緊張感と集中力を一番良いところに持っていって上げるためにどうしたらいいか?そんなことを考えるように。

 

10月

f:id:studio-bloom:20181231224117j:plain10月の亀岡カップは天候不良が続いて延期が連続したため、参加人数が少ない回になってしまいました。ホワイトクラス優勝まで今一歩。

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そしてJシリーズ最終戦の関東です。本当は3戦までで今シーズンは終わりにしようと思っていたのですが、本人の希望もあり参加することに。関東在住の滝山さんにも助けていただいて、深夜バスの旅。

f:id:studio-bloom:20181231224237j:plainステアが全く無いセクション設定の中、漕ぎの粗さが出てしまい結果は3位。前日や当日の試合後もお姉さんやライバルたちと乗り込み、充実した大会になりました。1位のライバルとは1学年差なのに、この身長差よ…

f:id:studio-bloom:20181231225211j:plainそしてJシリーズをすべて終えた段階で、ついに車両を乗り換えることに。830mmから935mmへと変更です。フレームサイズは大きくなったけど、乗車姿勢は変わらないようにセッティングしたので無理なく乗り換えられました。

 

12月

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12月、2018年最後の亀岡カップの結果は3位…ホワイト優勝が遠い〜

 

Jシリーズ全戦参加で本人にも良い経験になったと同時に、自分もどう向き合って行くのが良いか考える切っ掛けになりました。自分自身はイベント参加が遠のいてるけど、週末は亀岡でボチボチ乗ってるし、そんな感じで楽しみつつ子供のサポートにしっかり取り組んでいこうと思ってます。

2019年は5月に全日本選手権にユースガールで出場を皮切りに、Jシリーズも全5戦になるとのことで、2018年で得た経験を大事に2019年も頑張っていきます!あと亀岡カップもホワイトクラス優勝ね!