下の子の自転車
下の子が遂に「亀岡カップに出る」とか言い出しまして。
となるとこれまで乗ってた12インチBMXでは何かと不都合が。特にギア周りで、トライアル的なギア比にしようとするとBBから変える必要があるんだけど、アメリカンBBとかいう変わった規格のだし、ユーロBBに変換するアダプターはなかなか手に入らない。
ブレーキも効きが弱いし、なんだかんだと普通に通用するくらいまで手を入れると結構な金額が掛かりそうな予感。
となると俄然候補に入ってくるのが、最近話題のヨツバサイクル。軽量でVブレーキでBB交換も容易そう。ダーカスワン12インチとかもそうだけど、新年度モデルが出たらある程度の在庫分だけで掃けてしまって、タイミングを逃すと買えない、ということも無いのもありがたい。
サイズアウトも考えて14インチも視野に入れたけど、途端にリアセンターが長くなって、トライアル的な振り回しを考えると微妙かも?というアドバイスを頂き、同じ12インチでのリプレイスとなりました。
並べてみたら大した差は無いように見えますが…
ブレーキ性能は全く違って効きまくりなので、慣れるまでは大変そう。そういう意味ではダーカスワンの方が初めての自転車には適してるのかも(効きが強すぎて怖いかも)。
あとはフロントフリーにして、16T- 16Tか 16T-17Tのギア比にしてあげれば、とりあえず亀岡カップには出られるかな?とはいえ短いクランクが無いのが悩みどころ…
本人の乗る気は満々なので、サポートしていかなければ!(自分の練習時間が…)
ちなみに今回は試乗車も置いてあるBlankyDogさんに注文しました。SNSから流れてくる整備の対応内容に感激です。丁寧なお仕事はさすがの一言です。
んで家族で受け取りに行ったところ…嫁が「このお店1回来たことある…」というのも、嫁はんが就職して間もない頃に担当したお客さんが働いてたお店だったそうです。なんという世間の狭さ!
ひらキョーフェア
今日は枚方自動車教習所で行われたひらキョーフェアにバイクトライアルのブース出展とステージデモで参加してきました!
去年から参加させていただいているんですが、今年はブースも広くて体験試乗の為にカラーコーンでセクションを作っても余裕のあるスペース(カラーコーンは仲間が都合付けてくれました!)に加え、会場の入り口すぐ・白バイ体験イベントに隣接ということもあって、多くの方に来ていただけたお陰でメインで回してた3人は昼ごはんも食べられないほどでした。
今年のステージデモはタカ君とウチの子を組み合わせて、バイクトライアルとは?という事を伝えられるよう、自分がMCして進行するスタイルにしようと1ヶ月前から練り練りし、前日に詳細カンペを作り…
事前練習なども無いなかで、当日説明された進行説明にも関わらず、観客を惹きつける技を披露してくれました。
このひらキョーフェアに出展させて頂けるキッカケになったのが、自転車遅乗りチャレンジの「チャリチャレ」です。これがトライアルのスタンディングに通ずるだろうということで、今回のステージではウチの子にスタンディングをさせる暴挙に。
多くの観客の前で乗ったことが無いので、緊張の中どうだろう?というのは全くの杞憂で、綺麗にスタンディングを披露してくれました!
FMひらかたのパーソナリティの方とのやり取りで、自転車遅乗りのコツとかも説明しつつ、なかなか良いステージになったのではないか?とホッと胸を撫で下ろすのでした。
ブースの体験試乗もひっきりなしで、特にお借りしてた16インチのmontyに人気が集まってた印象です(お借り出来て助かりました!)。
なかなか普段では触れる機会の少ないトライアルですが、椅子の無い自転車で凄いことをやってる、という事に触れてもらい興味を持ってもらえたらいいなー
運営をお手伝い頂いた仲間とも最近はあまり一緒に乗れてない中ですが、こんな形でも活動や競技への普及の一助となればいいなぁ、と思う訳です。
来年もお誘い頂ければ出展させていただく方向かつ、今年の良かった点や反省点を昇華する一席を設けたい、と思う所存です。
メンテナンス
弄ってるだけじゃ上達はしないんですが、無理させたりメンテナンス不良で子供に怪我をさせてはならんので、ついつい手を掛けてしまいます。
16Tx16Tにしてたギアが、やはり土路面の登りなどでは漕ぎ負けてるのでは?という指摘から、16Tx17Tへ戻すというところから。
チェーンのコマ数変更もなく、すんなり終わるはずが、テンショナーの調整に伴ってリアブレーキも調整しようと思ったら、どうにも左アームの動きが渋い…
うーん、どうも台座側と固着しはじめてたようです。とりあえずあまり乗られていない嫁号からブレーキ移植です。元から付いてたのはアームも少し短めだったので、DEOREに替えたことで長さも得て、ちょっと制動力が強くなったんちゃうかな?
さらに、ペダルのケージと軸部の高さが同一で、ケージが靴に噛まず滑ってる、との指摘も。ケージが岩に当たって磨り減ったのかな?と思いつつ、ショップで子供向けにオススメされてたケージのペダルを購入してみました。なーんか嫌な予感がしたんですが…まさかの同一製品!しかもケージも削れてる感じもなく、高さも同一!!
グラインダーで溝掘ったり魔改造しようかとも思ったんですが、子供用のフラットペダルをご紹介頂いたので、早速そっちに載せ替えることに。ちなみにgrungeプチペダル。ヨドバシカメラでも取り扱われております。コスパも良いです。ただしスネ打ちした時に「痛い」では済まされないので、簡単な練習でもシンガードは必須にしました。
装着わずか1日のケージペダル…どこかで活用できる日がくるかなー
鳥取県 大山
小2夏休みのクライマックス、大山登山。本当は3年生くらいに登るかな?と思ってたんですが、本人のやる気や体力を見ても十分行けそうだったので、春から近隣の山で準備を進め遂に本番です。
早朝に岡山の実家を出発。だいたい予定通りの7時半から登頂開始です。月曜だったので他の登山者もまばらで歩きやすかったのですが、偶然にも女の子だけを連れた親子連れ2組とほぼ同スタートでした。うち1組は一番下は1年生?年長さんくらい?がんばるなー
1合目。余裕です。まだまだ麓。階段も段差は低めな辺り。
5合目くらいになると段差も高くなるのですが、整備されてるしヒルも居ないし全然余裕。練習で登った山がピンクテープを探したり踏み跡を探しながらの登山だったので、ちょっと拍子抜けな感じもします。ま、初心者向けの夏山登山道ですしね。
6合目です。ここいらでちょっと大きめの休憩。が、持って行った羊羹は口に合わなかった模様。今回は負担を減らすために荷物は全部自分が背負って、上の子は身一つです。
ちょうど暑い日だったみたいですが、標高の高さで空気もひんやりだし、吹き抜ける風が気持ち良く登山日和でした。
6合目までは親子連れ1組と抜きつ抜かれつな感じで登ってたのですが、この辺りから先行する流れに。ペースを崩さずいい感じで進行できました。
板の道に入ると頂上はすぐそこ。気が競ったのかペースが乱れ始めたので落ち着かせつつw
良いペースで10時過ぎ。中国地方最高峰の大山1710mに登頂!達成感もひとしおのよう。
おにぎり持参だったら荷物ももうちょっと軽くなったと思うんですけどね。山頂カップラーメンのために水とかガスとか詰め込みましたよ。
でも山頂でのカップラーメンは最高!
山小屋限定で買えるピンバッジ。記念に購入しました。頂上でのんびりしてたら、他の女子グループも登頂してました。良く頑張ったねー
下りはトレッキングポールを持って慎重に下ります。しかし登りと違って休憩も2回ほどで、心配してた靴擦れもなく、順調に下りて2時間半で無事下山。
ご褒美のソフトクリームを食べに行ったのですが、むしろ大山ジャージー牛乳の方にハマったようですw
下山後は教えてもらった「森の国」でキャンプです。空模様が心配だったんですが、明け方にザッと降っただけで助かった。が、夜は曇り模様で、もう一つの目的だった星空はお預け。
設営中、施設内にあるアスレチックで遊びまくる上の子…どこにそんな体力あんねん…
初コッヘルでの炊飯とか、ネイチャーストーブで焼き鳥とか。熾火で焼かないと焼き鳥は火が中まで通らないですね…
キャンプファイヤーやナイトハイクを楽しんで、早々のご就寝。明け方の雨で撤収方法に頭を悩ませる親をよそにグーグー寝てました…
朝には雨も上がり、風もあってテントも乾いてくれて助かりました。二人だけのキャンプも何とかなるなぁ。
滋賀県 高室山
小学2年生 夏休みのハイライト、中国地方最高峰の大山へ登るため、最後のトレーニングとして滋賀県の高室山に登ってきました。前回登った霊仙山より標高は200mほど低いのですが、周回コースを予定していたので距離は少し長め。難所もなくすんなり歩けると思ってたのですが…
「いつも2人だけで達成感を味わっててズルい」と仰る嫁はんも今回は参加です。下の子はジジババに預かってもらいました。佐目トンネルの前の登山道入り口に駐車場があってかなりの台数を停められるのですが…不人気コースなのかうちだけ…
ま、そんなことは気にせずクライミング!
と意気揚々な割にいきなり直登で、普段運動不足の嫁はんは早くも息が上がっているようですよ…
しかし嫁はんと一緒の登山ということで上の子は嬉しいようです。が、少々おかしなテンションとお喋りが過ぎるので、スタミナが持つのやら…
んですっかり忘れてたんですが、夏山登山の大敵「ヤマビル」…すっかり忘れてました。。。直前に寄ったコンビニで思い出し、急遽購入したライターが大活躍でしたよ。
しかも嫁はんは足首むき出しスタイル。格好の餌食となりました…長ズボン・長ソックスの自分も這い上がった奴に噛まれてました。。。
毒性とかも無いし、吸い終わったら勝手に落ちていくみたいですが…やはり気持ち悪い…人生初ヒルでした。
なんやかんや言いながらも、あと一息の分岐点。
しかし不人気コース。写真の後ろに写ってるシダ系植物が道を覆っていて、登山道が消えてるところがチラホラ。掻き分け踏み分け進みました。
台風の影響か、途中のお地蔵さんも倒れたままだったので起こしてきました。踏み跡も微妙だし、林業さんの巻いたテープで違う道に入ったり、初心者は行くな、というのも頷けました(初心者ですが)。
頂上から奥に見えるのが、前回登った霊仙山。良く登ったよなぁ。頂上までは2時間。お昼ご飯を食べてから復路へ。
ぐるーっと回るので、スタート地点までは3時間半ほど。全行程10kmちょい、休憩含め6時間ほどで予定通り。最後までヒルに悩まさせる行程でしたが、楽しい登山になりました。
さ、来週は本番です!頑張ろー!
亀岩行けたよ!(ステアケースを考えてみる)
亀岡名物「亀岩」です。亀岡カップのグリーン第1セクションで出てくる文字通り試金石。ちょっと前に偶然上がれたので調子に乗ってたんですが…
土曜に練習に行った時に「よくここを上がれたな…」と思いつつトライしてみるも全然上がれる気配なく。すぐ横で小3男子が上がって行く…orz
しばらくなんだかんだとステアの練習をしてなかったオジサンは、すぐに体の動かし方を忘れてしまうようです。
海の日なのに山中の亀岡でBBQしてから練習しよう!とお誘いいただき、子供は自分たちで練習してるし(嫁はん見てくれてるし)、自分はもう1回トライしようと。
ステアケースの基本的な所は先生のこの動画がとても参考になります。
ちゃんと足を合わせてあげれば上がれる、とのこと。4人の先生方からご指導いただきつつ…
- 足が合ってないし、フロントを上げ始める位置が奥すぎる。
- 進入スピードが早すぎる。ゆっくりの速度でも大丈夫。
といったアドバイスを受けながら何度か挑戦を続けたところ、何とか上がれるようになり「3回連続で行けたら合格」というテストも何とかクリア。
実は練習しながら出来てないなーと実感してた点があって、「体が伸び上がるのが遅いからリアの抜重できてない」ということ。
1.フロントをステアの上に乗せるまでは良いとして…
2a.体が後ろに残ったまま、リアがステアに激突し終了。。。というパターンが多い。
2b.理想としては、ちゃんと上半身が伸びて前タイヤに荷重を移しつつ、ハンドルを引き付けられれば…
3.ハンドルを押し出して自転車を送ることもできる!
2bの形に持っていきたいのだけど、体が動かないのよ。伸び上がれないのよ。
ずっと、「胴体(腰)を上に伸ばす」という意識で動こうとしてたんです。足でペダルを踏み込んで伸びる!みたいな。でも足は漕いでるし、意識も向けきれずにシッチャカメッチャカ。
ふと「腕でハンドルを引っ張る気持ちでいったらどうだろう?」と思いまして。あら不思議、2bの形へ。体が前に伸びれてる勢いもあってか、フワッとステアの上に押し上げられる感覚が。
たぶん将来的には足も踏み込みつつハンドルを引きつけて、という動きが必要になるんでしょうが、「体が伸びないから動きが遅れてリアが激突して終わる」という人は、まずハンドルを引っ張る、という意識に変えてみてもいいかもしれません。
でもフロントをちゃんと上げられないまま、タイミングに合わせて引き寄せると刺さって死ぬかも?と思う事もあるので、ちゃんと思ったところで思った量のフロントアップが確実に行える、というのも大事なのかと。
練習の積み重ねが大事なようです。
Jシリーズ第2戦に行ってきました
トライアルを始めて上の子はまだ1年未満ですが、亀岡トライアルランドでJシリーズ第2戦が開催されるとのことで、7歳以上女子が出場できるチャレンジWクラスに子供が参加してきました。
男子は7〜10歳、女子は7歳〜が参加できる若年層の入門者向け挑戦クラスですが、そこはJシリーズ。そんなに甘くもありませんでした。
ふと金曜日に「そう言えば引き上げでステアを越える練習してないなー」と思い、U字溝を使って少し練習を始めたのですが…前日の土曜日にセクションの下見に行くと、まさに現段階では引き上げで越えなければ行けないステアが数か所。付け焼き刃ですが引き上げの練習を行い本番へ備えました。
ってか引き上げって「ヒラーノ」って言うんですね。知らなかった。
どんな大会かも知らないまま、親父に申し込まれるまま参加してしまった大会ですが、前日の準備から感じるものがあったのか前夜は寝付きも悪く、朝も食欲が無く…とはいえガチガチではない程度の緊張で迎えた当日。
下見に回るだけでも汗ばむ気温と湿度の中、いつも一緒に練習してくれる子と回ります。
第6セクションかな?下って逆バンクを回って登りという地味ーに嫌なライン。見事にその意図に捕まってしまい撃沈。片足着地で粘れてても、滑りやすい斜面での坂道スタートは厳しかったはず。課題が浮き彫りに。
第2セクション。エリートクラスは高さ2m近い岩を登らされる難コースでした。チャレンジクラスはこのステア越えとガレ場を回ってくる設定。1ラップ目は体力もあり、ヒラーノで足付きと踏み変えで2点も、ソワシでしっかり降りてガレ場も足を取られそうになりながら耐えてゴール!
12セクション中で唯一のゴールとなりました。(2ラップ目はこのステアでのヒラーノに失敗してコケ。足の筋力が限界だったよう)
4セク?ペダリングを要求される登りからステアを上がりますが、さすがにこの高さになるとヒラーノも体格的に厳しく。試みましたがタイムアウトになりました。
ちなみにチャレンジ1位だった子は1ラップ目は手前をコギ上げで、2ラップ目は奥の岩にコギあげからの手前の岩への渡しで攻略してました。上手かったなぁ。
1セクです。2ラップ目最後で12セクション目。もう体力が残っていなくて、ちょっとした障害で足を取られて大ゴケ。ハンドル付近で胸を打ってしまいましたが、軽い打ち身で済んだようです。
明らかに危ない箇所はサポートに入ってたんですが、「これくらいなら大丈夫だろう」というのが体力の減り具合も加味しての判断で出来ておらず…痛い思いをさせてしまったのは自分の責任だなぁと。走るのは本人だけど、それまでの準備や走行中のサポート、後のバックアップをもうちょっとキチンとしないといけないと痛感しました。
急斜面でのソワシ降りの挑戦で怖い思いや、コケて体を打って痛い思いをしてしまいましたが、大会後も気後れすること無くむしろ「もっと上手くなって表彰台に上がりたい」と前向きです。
ふと当初の目標だった「父親より上手くなって勝ちたい」という気持ちから「もっと自分が上手くなりたい」に変わってきたように見えます。
トライアルもこうして大会に出るだけでなく、近所の公園とかで手頃な岩に挑んで楽しんだり、ストリートで遊んだり、色んな楽しみ方があってそれぞれのスタイルに合わせるのが一番と思うのですが、子供と一緒にするなら大会やイベントに行って年齢の近い子達に会って、刺激し合えたり仲良くなって楽しく乗れる機会を作ってあげやすいからオススメだと思います(特にうちの子はガンガン友達を作っていくので楽しそう。大会中も女子たちだけで昼ごはん食べてました)。
あと今回はFacebookでは繋がっていたサイトウパパさんと実際にお会いすることができました。で、うちの子が乗ってるのを見た瞬間で「ハンドルがちょっと幅広かなぁ」と指摘して頂きました。これまで数多くの子供たちを見てきたんだろうなぁというノウハウが詰まってました。感謝です。
んで肝心の自分は何してたのよ?ってとこですが、午後のセクションのパンチングをお手伝いしてました。スコアカードにパンチするだけの簡単なお仕事かと思ってたら、スコアカードの受け渡しから選手の呼び出し、審判への申告、スコアを確認してのパンチング、本部との連絡係など色々でした。。。しかも午後はエリートやベンジャミン。上手い人達ばかりです。。。
「上手い人達が走るのが見れてラッキー」なんて余裕は無く、人を捌いてパンチングして…でも2ラップ目に入る頃には少し慣れてきて、走りを見ることもできました。いやーさすがスーパーエリートを始め、生で見る走りは凄かったです。
雷雨中断とかもありましたが、なんとか運営サポートも務めきることができてホッとしました。走ってみたいという気持ち(流石にJシリーズのマスタークラスは遠いけど)もありますが、こういう形でもサポートも続けていけたらなーと。
親子ともども課題を得た良い大会でした。
これからも頑張ろー